キャッシング情報の決定版!「キャッシングファイル」

なぜ貸し渋りが起きるのか  総量規制と利息返還請求との関連について

現在、キャッシング会社を利用する人たちから「以前と比べて審査が厳しくなった」という声をよく耳にします。
これを裏付ける記事が、連日のように経済新聞などで報じられております。
なぜ「貸し渋り」が起こるのでしょうか?
これは、現在キャッシング会社の間で大変大きな問題となっている、利息返還請求の問題が大きく影響しているのは間違いありません。

これまで、消費者金融系の借り入れ利率は、概ね年25.55%〜27%位がもっとも一般的でした。
この利率は法律上も全く問題がないものとされ、消費者金融会社は利益を確実にあげてきました。
利幅があるので、多少の貸し倒れリスクのある顧客に対しても融資をしておりましたが、2006年1月、最高裁判決の利息制限法を越えて支払った利息の任意性を否定した判決により、過払い金返還請求が急増し、大手消費者金融の過払い金返還額は数十億〜数百億円にものぼるといわれております。
小規模のキャッシング会社の多くは倒産に追い込まれました。
こうなると、貸し倒れのリスクが高い顧客に対しては融資はできない・・というやむをえない状況の中で、さらに貸金業法の改正に伴う「総量規制」の問題もからみ、ますます消費者にとって借りられない現象がひき起こっているのです。
総量規制とは、一人の借り入れ総額が100万円を超える場合、(又は1店舗で50万円を超える融資をする場合)収入証明が必要となり、借り入れ総額が年収の3分の1を超える場合は、融資をしてはいけないというものです。
これを実施するには、信用情報センターを1本化する必要があり、現在33ある信用情報センターをどのように1本化にするかが議論となっております。
信用情報センターを1本化するのは、はたしてどうなのでしょうか?
これまで一般の消費者金融系と信販系、銀行系など信用情報センターが分散していた為、貸り手側からすれば実際は車のローンを組んでいたにも拘わらず、消費者金融から融資を受けられたケースが多いと思いますが、今後は全て筒抜け状態ですので、借り入れが困難になることは必至でしょう。
このような人たちの中で、ヤミ金などに手を出す人々が必ず現れるでしょう。
そうなると、元々消費者の保護を大前提として作られたこの法律は、いったいどういう意味を持つことになるのでしょうか?
実務や現実を知らない借金にはほど縁の遠い裁判官や国会議員が、勝手な法律を作り上げ、結局金融会社・消費者ともに苦しめるような結果に陥れることになるのではないでしょうか。

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